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ハルビンで高架橋崩壊 開通後1年未満

2012年08月25日
【新唐人2012年8月26日付ニュース】先日、中国黒龍江省ハルビン市で路面陥没が相次いでいると報じましたが、今度は高架橋の崩壊です。24日午前5時半、開通してまだ10ヶ月しか経っていない高架橋が崩壊しました。走行中のトラック4台が落下し、3人が死亡、5人が負傷しました。当局は事故発生の原因をトラックの過積載と説明。これに対し、専門家は工事の品質こそが問題だと指摘します。
 
24日午前5時半、ハルビン市の「陽明灘大橋」の橋桁にかかる8車線のうち、2車線が長さ130メートルにわたって崩れ、走行中のトラック4台が10メートルの高さから投げ出されました。当局の発表では3人が死亡し、5人が負傷。幸い、事故は早朝に発生したため、橋の下を通行中の車両はなかったそうです。
 
湖北省宜昌工事管理エンジニア 劉家財さん
「政府は政治業績や政治資本獲得のため必死に工事期間を短縮します。期間内に完成させないといけないので、品質に影響が出るのは当然です」
 
総工費244億円を投じた陽明灘大橋は全長約15キロ。2009年12月に着工し、去年11月6日に開通。しかし、わずか10ヶ月で崩壊しました。ハルビン市政府は24日、記者会見を行い、トラックの過積載に向けて調査すると発表。一方、専門家は橋の品質こそが問題だと指摘します。
 
時事評論家 竹学業さん
「これは不可思議です。橋梁エンジニアは皆このような倒れ方は想像もできないと言っています。明らかに施工に問題があります。崩れた断面を見ると、鉄筋があまり入っていません。多分設計の段階で、鉄筋の量を減らしたのでしょう」
 
中南大学都市軌道交通研究所 王成立教授
「間違いなく品質問題です。過積載は口実になりません。鉄筋かコンクリートの問題でしょう。中国のおから工事は多すぎます。不思議ではありません。体制がこうですから」
 
中国の橋梁崩壊事故は珍しくありませんが、当局は矛先をいつも過積載に向けます。今回の事故発生後、ネットユーザーからは集中砲火を浴びせられています。あるネットユーザーはこう指摘します。“政府のプロジェクトはいつも「最」で形容される。例えば、最高、最速、最大、最長。唯一品質には触れない。”
 
こんな書き込みもあります。“大橋やトンネルを通るたびに、崩れるのではないかとはらはらする。この腐敗した体制が変わらない限り、私もいつかは被害者になるだろう”
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)
 

 

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